第7回大学対抗ゴルフ大会結果報告
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 CUP争奪 第7回【2006年度】上海・大学対抗GOLF大会  

 

一橋大学 悲願の初優勝!!

東大2位で東京の国立大学ワン・ツー・フィニッシュ
慶応、11位から3位へ返り咲き、昨年の雪辱成る


2006年度チャンピオン 一橋大学

 

(文責:一橋大学OB・大薗治夫、~以下、公平に失したところ多々ありますが(^^; 悪しからず )

五月晴れの中の去る28日、参加全25校、272人を集め第7回「JAL杯争奪大学対抗ゴルフ大会」が開催されました。

波乱の開催準備

本年の幹事である中部の大学連合チーム(昨年優勝校)、法政大(昨年ブービー校)、JAL、上海エクスプローラーによる最初の幹事会が開催されたのが3月。その後1ヶ月の参加者募集期間を経て参加希望者数は300人を突破。参加者の増加は幹事にとってはうれしい反面、ゴルフ場及び宴会場のキャパシティからは300人での開催にはきわめて困難があり、これをなんとか解決しなければならないという課題を負うこととなりました。参加人数を削減しない限りは1コースでの開催は不可能であり、例年本コンペを開く上海国際カントリークラブ(青浦)に加え上海ウェストゴルフクラブをも会場とすることとしました。また、当初成績発表会の場として決定していた某ホテル付属日本料理店より4月末になり突如一方的にキャンセルされるという事態が発生し(政府要人の結婚式の予定が入ったのだとか。まあ当地では珍しいことではありませんが。。。)、ところが景気過熱気味の上海では簡単には代替施設は見つからない。結局従来のホテル宴会場等での開催を断念し、新天地のライブハウス「ARK」で開催することとしました。ただ上海ウェストゴルフクラブでのラウンド者が上海市内に戻れるのは夜8時半頃になってしまうことから、成績発表会はプレー日の夜の実施から翌月曜日の実施に変更せざるを得ませんでした(この混乱の中で、JALさんにはゴルフ場・宴会場アレンジに奔走いただき、ARKさん・上海ウェストゴルフクラブさんには開催直前であるにも関わらず気持ちよく会場をご提供いただきました。この場を借りお礼申し上げます)。

第7回大会ルール

本年のルールは昨年からは変更なく、以下のとおり。例年どおり個人賞は一切なし。

2006年度基本ルール

D/PにてNETを算出し、各校「上位5名+α」のNETストローク平均にて争う団体戦
*α=[参加者数-5] x 50%(四捨五入)

上位入賞校

優勝は一橋大学。近年は「優勝に最も近い」という下馬評ながらも、第4回大会準優勝、第5回大会4位入賞、第6回大会で再度準優勝とあと一歩で手が届かない。「万年1.5流」なる汚名を浴びせられる状態でありました。しかし臥薪嘗胆、練りに練られた戦略(後述・まあ、そんなに大げさなものでもないんですけど)により、上海商東戦の好敵手東大や過去に各2度の優勝経験を有する早慶らをおさえ、ついに参加全25校の頂点に立ちました!


準優勝は東京大学。第4回大会6位、第5回大会6位、第6回大会5位と好位置ながらも“Bクラス”が続いていましたが、今回は同校過去最高の2位を獲得しました。選手数は一昨年の16名に比べ今回は7名と減ってしまいましたが、その一方でまとまりが高まったのでしょう。

3位は慶応大学。優勝2回、準優勝2回、3位1回と輝かしい成績の後に臨んだ昨年は一気に11位に沈んでしまいましたが、本年はその雪辱を果たしました。ライバル早稲田に対しては前回大会までで3勝3敗のタイでしたが、今回早稲田の7位により勝ち越しに転じました。

4位は、早慶に次ぐ人数の17名を送り込んだ中央大学、5位は昨年16位から躍進の明治大学。ブービーは京都大学。来年幹事、よろしくお願いします。


4位:中央大学チーム

5位:明治大学チーム

秘伝の戦略

一橋大の強さの秘密。本来門外不出なのですが優勝を機会にちょっとお教えしましょう。

○全選手のスコアが安定している……今回はチーム内での最高グロススコアは84。これは全プレーヤーの中では16番目に過ぎず、メンバー10人中に2人も70台がいる関西大学などに比べ明らかに「いいスコア」のプレーヤーが少ない。しかしながらグロス最多でも106と大たたきするプレーヤーもいません。最高でハンディが36までつくダブルペリア戦なので108までのスコアに抑えておけば、後は70台だろうが90台の後半であろうが、ほとんどかわりはないのです。

○参加人数が比較的多い……全員のスコアがカウントされてしまう5人または6人での参加や、一人しかカット対象とならない7人または8人での参加では上位入賞は困難と思われます。昨年のルール改正によりマンモス校に対する有利の度合いは減りましたが、それでも人数が多いほど有利であることには変わりはありません。一橋大の場合、準優勝であった第4回大会・第6回大会ともに早慶に次ぐプレーヤー数で臨みました。

○運がいい……やっぱりダブルペリアですからね。結局は運も大事。マークシートの試験で大学に入ったものですから。

 


   

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