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上海エイレーネー

校花(キャンパスの花)は魔性の間諜か?平和の女神か?
美人スパイ、鄭蘋如をモデルにして、魔都上海の特務工作戦と日中和平工作秘史を描く歴史ドキュメント小説


単行本: 424ページ
ISBN : 978-4-434-18769-8
発行日: 2014年1月18日 初版
著 者: 大薗治夫
単行本定価: 1800円+税
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本作をお読みいただく前に

「上海エイレーネー」=上海の平和の女神。すなわち本作は、上海を舞台とした平和の物語です。 本作の主人公は実在の女性、鄭蘋如をモデルとしています。 鄭蘋如は複数人の回想録にも「絶世の美人」「これほどの美人はいまだに見たことがない」などと記述されている女性で ……

あらすじ

太平洋戦争前夜の魔都上海。中国政府高官の父と日本人の母をもつ美人 女子大生、趙靄若は、さまざまな経験を経て優秀な特務工作員へと育っていく。 日本と中国との狭間で苦しむ彼女は、日本と蒋介石政権との間の和平を目指し 活動を始めた……

主要登場人物


モデルとした人々のこと

本作はもちろんフィクションだが、登場人物のほぼ全てが実在した人物をモデルとしている。 その登場人物の名前をどうするか、つまり、実名とするか仮名とするかでずいぶんと悩んだ……

著者ブログから

小野寺信・百合子夫妻と鄭蘋茹

上海淞滬抗戦紀念館&ツバメ嬢(1937年8月23日の日本軍の上海上陸について)

上海外灘のニーケー(ビクトリア)

ガーデン・ブリッジ(現外白渡橋)

英国総領事館(現ペニンシュラ・ホテル)

キャセイ・ホテル(現和平飯店)

上海クラブ(現ウォルドーフ・アストリア上海オン・ザ・バンド)

メトロポール・ホテルとハミルトン・ハウス

南京瞻園(軍事委員会調査統計局の立地場所について)

日中戦争期の和平工作

蘋如。君はいったい文隆のことをどう思っていたの?

消えた蘋如(1939年12月、丁黙邨暗殺に失敗した蘋如のその後の動きについて)

 

16世紀の広西壮族のスーパーヒロイン瓦氏夫人をモデルとして描く大河小説。
2021年12月28日第2版発行




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