東方（上海）ゴルフクラブ

クラブハウス外観

松江工業区そばの大港インターチェンジを下りてわずか 1 km強と交通は至便で、上海の徐家匯あたりからは滬杭高速公路で南西へ向かい30分程と「上海市内からから近いコース」のうちの一つ。虹橋開発区あたりからは、延安高架路から滬青平高速公路を西へ進み、A30を左折（南下）、滬杭高速公路と交わるところに大港インターチェンジがある。

18ホール、パー72。ブラックティーからは7118ヤードあるが、ホワイトティからは5928ヤードと短い（ブルーティーからは6511ヤード、レッドティーからは5300ヤード）。

練習場は2箇所ある

全般的に距離の短いホールが多く、短さを補うかのように池とドッグレッグが非常に多いのが特徴。ショートホールを除く14ホール中、池の絡まないホールはひとつもなく、ドッグレッグホールは10ホールもある。それも角度のきついドッグレッグが多いので、ティーショットをフェアウェイの適切な位置に置いておけばグリーンを狙うショットで池越えのショートカットができ、実際にラウンドした感じではホールごとの距離表示よりもさらに短く感じることだろう。

9番ティーグランドからグリーンを望む

例えば9番ロングはブルーティーから539ヤードだが、グリーン直前で左に直角に曲がるドッグレッグなので、250ヤードほどのティーショットをフェアウェアイ中央から左めに置いておけば、残りは200ヤード弱でグリーンに届いてしまう。ドライバーを捨て、各ホール真っ直ぐ打っていれば、いつもよりいいスコアがでるコース。

中国LPGA開催告知看板

とはいえプロのトーナメントも行われるトーナメントコースである。芝はきれいなベント芝で状況もいい（2009年7月現在）。フェアウェイではきれいにターフがとれ、グリーンは柔らかく、しっかりとピッチマークがつきショートアイアンでのショットはぴたりと止まる。現代的内外装のクラブハウスもきれいでかつ高級感もある。キャディ教育も行き届いている。

ラウンドは乗用カートにて。4人用の乗用カートもある。

コースデザインはT. K. Pen。

クラブハウス入口そばの中庭

アメリカ・台湾系のオリエントゴルフは大陸中国各地10箇所以上に加えマカオ、台北でチェーンゴルフ場を展開している。